【今週読まれた記事】
タイのレジ袋廃止が迷走レジ袋を今年1月に廃止したタイ。当初こそ歓迎されたものの、逆にプラスチックゴミが増加したり国民の不満が高まるなど、早くも迷走し始めています。https://t.co/3TVL5jnApF
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) August 1, 2020
この問題は、タイだけじゃなくて日本でも問題になりそうなテーマです。
レジ袋が7月1日に廃止になって困ったことの1つが、
コンビニで買った商品のゴミの捨て方です。
7月1日まではレジ袋に入れて捨てていたけど、今はありません。
選択肢は、
- “ゴミ袋”を自腹で買って入れる
- “ゴミ箱”に入れて自宅に持ち帰る
現状はこの2つでしょう。
捨てる方法と捨てる場所が確立されていたのでゴミも散乱しなかったと仮説を立てていて、
ゴミを入れておく物が「有料」になると、不法投棄になりやすい。
これは、テレビや洗濯機などの産業廃棄物が山の中に捨てられている理由と同じです。
お金がかかるとゴミは集まらない
「レジ袋が有料になるから、
その都度レジ袋にお金を払いたくないならエコバックを買ってね♪」
は一見筋が通っているけれど、強い抵抗感を感じるはずです。
理由は簡単で、お金を払いたくないから。
それまで無料だったレジ袋が有料になると、すごく損した気分になるのは私だけじゃないはずです。
結果、ゴミを路上に置いて行ったり、コンビニの駐車場に置いたり…
それまではゴミ袋に入れ捨てられていたゴミが、有料になったことで行き場を無くす。
「見られてないからいいだろう」
とか
「私1人捨てたって問題ないだろう」
と考えているのかもしれません。
確かに良くはありません。
けれど、ゴミを集める立場へも思いを巡らせておくと良かったのでは?と考えてます。
共同ゴミ箱の設置
解決手段の1つとして私が考えているのが、共同ゴミ箱の設置です。
小売店の駐車場に段ボールとか雑誌を回収する場所を見たことあると思います。
共同ゴミ箱の設置プランを先進国のドイツに習って、
- ゴミを基にして利益を出す仕組みを作る
- 共同ゴミ箱を小学生の学びの場にする
- (安易ですが)広告収入の看板にする
- ゴミ収集をする人を増やし、雇用を創出する
- そもそも論で、ゴミが出にくい社会を目指す
- 事前登録の専用アプリで、ゴミ箱のロック解除しないと捨てれない設計にする
「ゴミを中心としたコミュニティ作り」に活路を見出したいなと考えてます。