「仕掛けと考えで作る」

福井県は日本で一番社長の輩出率が高い県と言われますが、
一方で一部上場する企業の数が少ない事実に疑問を持ちました。

「多くの会社があるにも関わらず、
強力なブランド力を持つ企業が生まれないのは何故だろう?」と。

その理由は、
「鶏口牛後のデメリット」
「仕入れた商品を売って終わり」
にあるのでは?と仮説を立てています。
その上で、
「ほっといてもお客さんが買いたい仕組み」
「シンプルだけど真似しにくい仕掛け」
「選ばれる会社であり続ける考え」
この3つを探し続けることで着実にブランド価値が高まると考えています。

鶏口牛後のデメリットとは?

「昔はこうだった」と自分の考えをアップデートせず古い考えで事業運営をしていたり、
相手先の状況で簡単に商品の供給が止まるからです。

視座が高く、ニーズを見極める目の確かな社長であれば通用しそうです。

けれど、

  • 社長が誤りを認めない
  • 誤りを正す人がいない
  • 古い考えだけに頼って経営している

こんな会社の行く末は簡単に想像できるはずです…。

仕入れた商品を売って終わりの問題点は?

仕入れた商品を販売することを事業にしている「代理店」は簡単に始められる一方で、
商品の供給元に経営を左右されます。

同じ商品を販売する会社が増えれば価格競争になってしまい、
強力なブランド力とはかけ離れた会社になるからです。

ポジション=どこで売るか?
戦略=何を売るか?
戦術=どうやって売るか?

強力なブランド力のある会社を目指すにあたり、
マーケティングの基本を改めて考えるべきではないでしょうか。

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