「自動化で変わる仕事の評価」

前回の記事:「VBA&マクロでプログラミングの理解が進んだ話」で、

手入力している作業をどれだけ自動化出来るか?

それで仕事の評価が変わるとお話しました。

「入力よりも、考えることに時間を使える」

これが理由です。

当たり前ですよね。わざわざ記事にするまでもない程です(笑)

でも、単純作業を少なくする意識を持たないと時間って作れないんですよ。

「分かってるけど、出来ないんだよな」

そう思わず毎日10分時間を作る。

私はこの10分を仕事を見つめ直す時間として使うことにしました。

まずは、対象となる仕事をハッキリさせようと思ったからです。

「時間は作り出すもの」

この言葉をどれだけ聞いてきたことか。

私は2年前までこの言葉を信じてませんでした(笑)

効率よく仕事をすれば10分くらいの時間なんて簡単に作れるだろ!と思ってました。

でも現実は全く作れなかったのです。

目標通りに仕事を進める実力も無ければ、

仕事の割り込みに対応する実力も無かった。

「残った時間をやりたい仕事に充てようとしていた」

これが大きな間違いだと気づいたのは、

何をどうしても仕事が回らず、自動化に取り組んでからでした。

自動化の対象の抽出と、仕組み作り。

この2つをしなければ、ただひたすら価値の無い作業に忙殺される。

しかも、手入力が故に間違いもあって、毎日がイライラの連続でした。

そんな時にやり方を変えたからこそ、「時間は作るもの」だと気付けたのです。

私は休憩時間の10分を充ててみました。

(それまでは休憩時間もずっと仕事をしていたので…)

この効果は絶大でした。

自動化の対象を考える=仕事を見つめ直すことなので、

今まで何となくしていた仕事が実は無駄の連続だったり、

他の人に任せればすぐに終わっていたと気付いたのです。

良く言えば仕事にのめり込み過ぎていた自分から脱却して、

一歩後ろに下がって冷静さを取り戻した気分でした。

この10分で得た事は仕事の進め方への利点だけではありません。

タイトルにも書いた、評価も変わりました。

冷静に仕事と自分を見つめ直す(俯瞰する)ことで、会社全体を見れるようになりました。

そして、今までは右から左に流してしまっていた情報が頭に残り、

予測する余裕にも繋がったのです。

実務処理の無駄を少しずつ省き、情報感度を高め、

予測に基づいて必要な対応が出来るようになったことで、

仕事に対する自信がつきました。

焦りよりも冷静さを取り戻せました。

多少バタつく時があってもそれなりに処理できるようになったことで、

上司や同僚達からあいつに任せれば大丈夫だと言われるようになりました。

「仕事は冷静さが大切」

10分の時間を作り出して得た最大のことは、

評価よりも冷静な自分かもしれません。

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