「現状に不満があって、スキルを身に付けてキャリアを変えたい!」
「キャリアアップに役立つ具体的なスキルが知りたい!」
2年前の私も思っていたことですが、仕事ですぐに必要なスキルは調べればわかります。
この記事は「どんな仕事でも役立つスキル」をテーマに書いています。
キャリアアップに役立つスキルは3つ
- 情報に対するアンテナ感度
- 会計知識をベースにして判断できる
- 事実ベースで話を組み立てる
孫子の兵法「己を知り、相手を知れば百戦危うからず」に通じる考え方です。
どんな仕事でも情報を掴んでいる人は一目置かれます。
そして、その情報を事実ベースで論理的に積み上げて、
会計知識に当てはめつつ判断する。
これが出来ると必然的に仕事人としての価値が上がると考えています。
なぜこの3つか?
私は会計部門で8年働いていて、社長を始め、役職がつく人のそばで仕事をしています。
その経験から、仕事が出来る人は「どんな仕事でも役立つスキル」が出来ています。
それは何かと言うと、
社内外の情報を集めて、”事実”と”考え”に分ける。
事実に会計知識を当てはめて、誰もが納得する答えを出しています。
情報に対するアンテナ感度を高める
情報が無ければ判断出来ません。
何も知らないと考える題材がないからです。
なので、自分に関係ないと言わずに色んな情報を集める努力をしてみてください。
この情報を集める努力をすると何が変わるのか?
「あいつに聞けば何か分かる」と言うポジショニングが作れます。
情報単独にはそれほど価値はないかもしれませんが、
ポジショニングがさらなる情報を集めます。
ポジショニングで、世の中の流れを知るキッカケ作りが出来ます。
ポジショニングで、生の情報を基に”事実”を知るキッカケが出来ます。
ポジショニングで、コミュニケーションのキッカケが出来ます。
つまり、情報に対するアンテナ感度を高めることでポジショニングが作れます。
(良い方法ではないかもしれないですが、アンテナ感度を高める方法は聞き耳を立てることです)
会計知識をベースにして判断できる
なぜ、会計知識が役立つのか?
それは、会社にはお金が絶対に必要だからです。
会社は少ないお金で最も効果の高いプランを求めています。
例えば利益額を20%アップさせたい時に、
1000万円使ってアップさせるのと、100万円使ってアップさせる。
どちらが良いかは一目瞭然です。
税理士並みの会計知識はいりませんが、
お金の流れを理解している人は少ないなと思うのでキャリアアップに繋がりやすいです。
(私が会計職に就いた頃に読んだおススメの本を載せておきます)
事実ベースで話を組み立てる
これは私も過去失敗しています。
話を考えベースで組み立ててしまって、誤った情報を伝えてしまいました。
失敗したからこそ、”事実”は何か?を考えることがとても大切だと実感しています。
ここで問題です。
「このリンゴは美味しそうだ」
これは”事実”と”考え”どちらでしょうか?
答えは”考え”です。
では、
「このリンゴは丸い」
これはどちらでしょうか?
答えは”事実”ですよね。
10人が見て誰もが同じ答えに行き着くのが”事実”です。
リンゴ問題は簡単なので分かりやすいと思いますが、
仕事の情報だと分かりにくい時があります。
なので、”事実”と”考え”どちらか?を意識することが
周りを納得させる判断をするポイントです。
まとめ
- 情報に対するアンテナ感度
- 会計知識をベースにして判断できる
- 事実ベースで話を組み立てる
この3つがどんな仕事でも役立つベーススキルだと私は考えています。