多面的に考えるスキル習得の時間の使い方

後でご紹介する本の中で私が特に気に入っている言葉です。

「片足を自分が安心できる得意な領域に置きながら、

片足は新しい分野に踏み出して、探り探り進んでもらう」

“多面的に考えるスキル習得の時間の使い方”は、

  • 今まで学んできたことを続けつつ、同時進行で新しいことを学ぶ
  • 使える時間を新しいことに全振りしない
  • 時間を全振りしても、比例して成長する訳じゃない
  • 毎日コツコツ継続して学んで理解を深める

この4つ分けられます。

「今まで学んできたことを続けつつ、同時進行で新しいことを学ぶ」

新しいことを学ぼうとするときのイメージは、職業を変えるイメージに近いかもしれないです。

けれど、多面的に考えるスキルは違います。

今まで学んできたことも大事にしつつ、新しいことを学びます。

1日に2時間学べる時間があったとして、1時間を今まで学んできたことの強化

残りの1時間を新しいことを学ぶために使います。

使える時間を新しいことに全振りしない

「2時間全てを新しいことに使った方が良いのでは?」

と考える時もあります。

けれど、2時間を全振りしてしまうと今まで学んできたことの成長が止まってしまいます。

全振りして成長を完全に止めるよりもスピードは遅くなっても毎日少しずつ学んでいく。

それが多面的に考えるスキル習得のポイントだと考えてます。

「時間を全振りしても、比例して成長する訳じゃない」

新しいことを学んでいる時は、中々理解できませんよね。

ある程度理解してくると10分で理解できることが、1時間かかったりします。

簿記&危険物甲種&ビジネス実務法務検定など分野の違う資格を取るために勉強してきましたが、

時間の費用対効果を考えると、全振りしても比例して成長する訳じゃないと感じたからです。

「毎日コツコツ継続して学んで理解を深める」

一度見たり、聞いて全てを理解して覚えられる人には不要なテーマです。

でも、私を含めて多くの人は少しずつ学んで経験を積むからこそスキルが身に着くはずです。

つまり「毎日コツコツ継続して学ぶ」ことこそ王道であって、

いきなり時間を全振りしても理解できないまま消化不良を起こす可能性すらあると考えています。

なので30分とか1時間ずつ毎日学んで理解を深めていく。

何度も言いますが、継続して学ぶことが一番大切です。

まとめ

  • 今まで学んできたことを続けつつ、同時進行で新しいことを学ぶ
  • 使える時間を新しいことに全振りしない
  • 時間を全振りしても、比例して成長する訳じゃない
  • 毎日コツコツ継続して学んで理解を深める

新しいことを学ぼうと使える時間を全振りしたはいいけど、

1日を振り返って大して成長していないことにショックを受ける経験を何度もしてきました。

原因は”理解度”にあったと考えてます。

そこでまとまった時間を使って新しいことを学びつつ、今までの知識も強化していく。

目的は「多面的に考えるスキルを習得する」ことなので、

同時進行で学ぶのが重要だと考えてます。

今回読んだ本

「イノベーション・スキルセット」田川欣也氏著

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