USPであなたのキャリアを作る3ステップ

キャサリン:みんな自分の強みをどんな風に知っていくんだろうね?</p?

サム:急にどうしたの?

キャサリン:今まで普通に仕事してきたけど、私って人に言える程の強サムてないな…と思って。

サム:それわかるよ!

キャサリン:サムひどい!私に強みが無いからって、そんなハッキリ認めないでよ。

サム:あ~ごめん、ごめん、違うんだよ。誤解だよ。

サム:それ、過去の僕自身も思っていたからなんだよ。

キャサリン:え?そうなの?

キャサリン:サムってマーケティングとコンサルティングで凄い結果出してるから、そんな悩み無いと思ってた。

サム:そんなことないよ。キャサリンには言ってなかったかもだけど、僕は今までに2つの会社をクビ同然で退職してるから、ホントに仕事が出来ない人だったんだよ。

結果を出せるようになったのは「USP」を考えるようになってからだよ。

キャサリン:え~!!そうだったの!?全く想像できない!

キャサリン:でも、サムをそこまで変えた「USP」って何?

サム:USPとは「Unique Selling Proposition」という言葉の略で、

サム:”ほかにはない独自の強み”のことを指しているんだよ。

キャサリン:USP…独自の強み…。私には無いなぁ~(-_-;)

サム:そんなことないよ。僕も無いと思ってたけど、考えてきたから今の僕がある訳だし。

キャサリン:………。よし、決めた!私もUSPを考える。だからサムおしえて!

サム:もちろんOKだよ。じゃあ、一緒に考えてみようか。

目次

結論

あなたと同じ人生を歩んできた人は限りなくゼロに近いはずなので、過去の経験や他の人と違う点を軸にしてUSPを作れば、より独自性のあるキャリアになるはずです。

そして、あなたが目指す○○の専門家と組み合わせることでさらに強力なキャリア作りをしていきます。

USPキャリアを考えるプロセスは決して簡単ではありません。

けれど、かけた時間以上の大きな価値をあなたにもたらすと私は信じています。

USPって何?

冒頭にも書きましたがUSPとはUnique Selling Propositionの略で、”ほかにはない独自の強み”のことを指しています。

USPを考える目的は、他と差別化を図ること。

そして、他に真似されにくく同じステージで戦わなくてすむようにすることが目的です。

例えばUSPに「パソコンが使える」と挙げたとします。

IPアドレスを含めたセキュリティ対策や、社内のネットワーク構築が出来るならUSPとしては十分かもしれません。

けれど、プリンターの設定が出来るとか、ブラインドタッチが出来るとかではUSPとは言えません。

プリンターの設定は調べれば分かるし、ブラインドタッチも練習すれば出来るようになるからです。

いざ、あなたがUSPを考えてみると、しっくりくる方向性が見つからないかもしれません。

もし見つからなくても、諦めないで考え続けてください。

ヒントは自己分析にあります。

USPの見つけ方

就職活動を経験してきた人なら分かると思いますが、まず最初に自己分析をしましたよね。

自己分析をする目的を思い出して欲しいのですが、

  • あなたがこれまで何をしてきたのか?
  • どんな経験を積んできたのか?
  • あなたが思う他の人と違う点は何か?

ざっくりとこんなことを考えたはずです。

この分析から、あなただけのUSPを考えてキャリアを作っていきます。

USPキャリアを作る3ステップ

私はこのUSPを軸にしたキャリアを「USPキャリア」と呼んでいます。

完全に独自性のあるキャリアを作ることは難しいかもしれません。

けれど、あなたと同じ人生を歩んできた人は限りなくゼロに近いはずなので、過去の経験や他の人と違う点を軸にしてUSPを作れば、より独自性のあるキャリアになるはずです。

これが” USPキャリア”のベースになる考え方です。

ステップ1:あなたの過去を振り返る

過去5年以内を目安に、経験してきたことや他の人と違うと思うことを書き出します。

大事なことは”周りと比較しない”ことだと思います。

上を見ればきりがないですし、比較してしまうと強みに思えなくなるからです。

少し調子に乗るくらいの気持ちで書き出してみましょう。

ステップ2:×⇒〇に変わったこと

書き出した内容の中から5年前には出来なかったことに「×」を付けます。

そして、「×」を付けた項目の中から今出来てきたことに「〇」を付けます。

この「×⇒〇」になっている項目がUSP候補になります。

出来ないことが出来るようになるまでには、それなりの努力があったと思います。

短所を潰すより、長所を伸ばす方がより成果に繋がる研究結果も出ていますが、「×⇒〇」にしたあなたの努力と経験はとても貴重です。

ステップ3:あなたの目標と組み合わせる

あなたの目標を作る上で参考になる記事がこれです。

https://mityu-ka.com/%e3%81%82%e3%81%aa%e3%81%9f%e3%81%af%e3%80%87%e3%80%87%e3%81%ae%e5%b0%82%e9%96%80%e5%ae%b6%e3%80%82%e5%87%ba%e6%9d%a5%e3%81%aa%e3%81%84%e6%99%82%e3%81%af%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%83%ab%e3%83%86

今は「ない」。だから、手に入れる。

この考えで、あなたがなりたい〇〇の専門家を決めます。

過去を振り返って見つけたあなたの強みを、あなたがなりたい〇〇の専門家に組み合わせます。

私を例に挙げると、1年程でクビになった私が8年も同じ会社で働けるようになった経験がUSPです。

このUSPを専門家としての”創るコンサルプログラマー”に組み合わせて出来たのが、コンサルラーニングです。

仕事が全く出来なかった所からのスタートでしたが、そこから立ち直った経験は同じように仕事で悩む方の役に立つのでは?と考えています。

まとめ

キャサリン: ……私のUSPキャリア出来たよ、サム!

サム:おめでとう!キャサリン。

サム:あくまでもUSPキャリアは方向性を決めただけだから、これからが本当のスタートだよ。

キャサリン:うん、でも方向が決まるだけでこんなに気分が違うとは思わなかった。

サム:そう言ってもらえて嬉しいよ。

あなたと同じ人生を歩んできた人は限りなくゼロに近いはずなので、過去の経験や他の人と違う点を軸にしてUSPを作れば、より独自性のあるキャリアになるはずです。

そして、あなたが目指す専門家と組み合わせることでさらに強力なキャリア作りをしていきます。

USPキャリアを考えるプロセスは決して簡単ではありません。

けれど、かけた時間以上の大きな価値をあなたにもたらすと私は信じています。

仮説(なぜりんごの売上が毎年5%ずつ落ちているか?)

結論

「その他大勢のりんごと同じように扱われているから売上が低下する」と考えました。

そこで、

「産地に来ないと買えない高価格絶品りんご」としてブランディングするが次の段階です。

前書き

商品販売でよくある売上の減少に対して、今回は”りんご”をテーマとして仮説を立ててみました。

apple-branding

売上が落ちる原因はこの3つに分類されるだろうと考えました。

  • 生産
  • 販売
  • 単価

作って、輸送して、販売する。

スーパーでりんごが並ぶまでの工程を考えて分類したのですが、

日常で目にすることは仮説を立てるテーマに溢れていると実感します。

5%の原因が生産量にある場合

生産量=産出量が原因の場合、

根本的な原因として3つ考えました。

  • 気候
  • 土壌
  • 害虫

この3つに対して人の手で対応が可能だと思います。

(気候の場合)

例えば地球温暖化による影響だとすれば、

温暖化に強いりんごと掛け合わせて品種改良する。

気候データを取得して最適な生産方法を模索する。

(土壌の場合)

土壌改良が最優先になるかと思いますが、費用と相談。

土壌改良する間はりんごを作れないとしたら期間とも相談ですよね。

(害虫の場合)

害虫の大量発生は気候の影響もあると聞きますし、一時的な問題ではなくて長期的な対策方法を考える必要があると思います。

素人が考える害虫対策は、

  • 農薬
  • ネット

これくらいですが、農薬だと品質に影響しそうですし

ネットは修繕が必要になりそうです。

5%の原因が販売量にある場合

  • りんごの質が下がった
  • 需要より供給量が多い
  • 他の安いりんごが売れてる
  • 輸送費の値上がり

今まで通りの販売方法にしつつ対処可能なことは、

りんごの質を良くすること。

他の安いりんごとの差別化を考えること。

この2点だと思います。

5%の原因が単価にある場合

ブランド化する1択かもしれないです。

イシューメイク戦略

TSUKUCONの戦略とは?

ユーザーとしての目線を活かしてイシューを創る、イシューメイク戦略です。

TSUKUCONの戦術とは?

コンサルラーニングでポータブルスキルを学び、

クラウドでチームを作る。

創り出したイシューのプロジェクトを通して「生み出す人」へと成長する場を提供する。

誰に向けてのTSUKUCONか?

特別なスキルを持たない人に向けて

なぜTSUKUCONなのか?

イシューを創り、自分の頭で答えを出す経験を積むことが仕事で必要になってくるから。

どのようにイシューを創るのか?

日常での気付きや事実から解決すべき問い、イシューを創る。

イシューを創るために何をするか?

  • どんな仕事でも共通するスキル、ポータブルスキルを学ぶ。
  • 質の高い仕事をするコンサルの思考法を学ぶ

コンサルラーニングとは何か?

イシューを創るためのポータブルスキルと、コンサルの思考法を学ぶ場所です。

「普通や当たり前を見直す出来事」

「基本は同じじゃない」

今日の仕事での出来事なんですが、会社の同僚のAさんに宛名書きを依頼しました。

「住所はここを見て、宛名はここを見て」と一通り説明して1時間程。

完成した宛名を見て、「しまった!」と思いました。

宛名書きをして貰った中に法人が含まれていて、

Aさんは代表者の方の個人名で書いていました。

郵送する書類は法人契約の物なので、

私は当然法人名から書いてくれるものだと思っていたのです。

けれど、Aさんは法人の場合の書き方を知らなかったのです。

原因は「言わなくても分かるだろう」と詳しく説明しなかった私にあります。

幸いその会社さんは代表者の方が契約についても全て把握する方なので

問題は無かったのですが、

自分の中の普通や当たり前は他の人にとっては違うのだと改めて実感した日でした。

社会人として基本だと言ってしまえばそれまでです。

けれど、依頼するからには判断に迷うことなく正しく行動してもらう必要があります。

その点において今日の私は伝達の仕方をミスしました。

この話は私だけじゃなくて、多くの方も経験してると思います。

「自分の中の普通や当たり前を見直す」キッカケにして貰えたら嬉しいなと

考えて記事にしました。

プロとしての姿勢とは何か?

「体調や気分に関係なく質の高い成果を目指すこと」

給料や報酬を貰っているなら、その時点であなたはプロです。

プロとして求められている成果を出すためにあなたはそこにいるんです。

とは言え、社会人前半の私はこれが出来ていませんでした。

その時の状況で落ち込んだりしていて、仕事が手に尽きませんでした。

落ち込んだ時の対処法

なるべく考えない状況を作ることをおススメします。

具体的には、

  • ToDoを手帳やノートに全て書き出す
  • 書いた内容の通りに実行する
  • 完了したら赤ペンで消す

これだけです。

なんで「書いて、消す」なのかと言うと、

仕事でしなきゃいけないことを考えようとすると、

落ち込んだ原因がちらついてしまうからなんです。

生まれ育った環境によって精神的な強さが高い人と低い人はいるかもしれないです。

けれど、自分の意識次第でどちらにも変わります。

一流の人だけが持つ「メンタルの強さ」の秘訣

※DIAMOND Onlineの記事から引用。

「心にモヤモヤが発生したら、

自分の心の中で整理されていないものや陰に隠れているもの、

潜在化していないものを、

ノートに書き出すなど意識的にアウトプットする時間を持つといいでしょう。」

記事のリンクはこちら⇒https://diamond.jp/articles/-/77641

目的は違ってましたが、書き出すメリットはあるようです。

体調不良の時の対処法

これは自己管理が出来てないだけなので、日頃から気を付けるしかないです。

きちんと栄養を取り、十分な睡眠を取る。

私は専門家ではないのでこれくらいしか言えないですけど、

色んな本を読んでも、同じことを言ってるので間違ってはないようです。

質の高い成果を目指す上で気を付けたいこと

  1. 仕事の目的をきちんと理解出来ているか?
  2. 理解するまで考え続けているか?
  3. 妥協せずに仕事をしているか?

この3点が出来ているかだと思います。

いくら行動の質が高くても、仕事の目的に合っていなければ意味がないからです。

別に100点の答えじゃなくてもいいと思います。

仕事は複数の要素が絡んでいて、

限られた時間の中でより良い解決策を考えていくのが大事だからです。

ゼロサムじゃなくて、合格点を目指しつつ時間が許す限り妥協せずに良くしていく。

合格点を越えているなら、次に活かす方法を考えれば良いだけです。

その積み重ねを続けていけば、

あなたは間違いなく質の高い成果を出す人になります。

職場で必要とされたいと思う人に考えて欲しいこと

「便利屋にならない」

結論

聞けば簡単に教える便利屋よりも、ヒントを出して自分で考えてもらう。

そして、本当に困った時に頼りになる人になる。

 

目次

 

「便利屋になっていないか?」

聞かれたら簡単に教えてませんか?

分からないから聞いてくる人にはきちんと教えてあげてください。

でも、教えたことを覚えようとしないで何度も聞いてくる人には注意が必要です。

何故かと言うと、

何度も同じ質問をする人は「質問する=相手の時間を奪っている」意識が無いからです。

この意識が無い人に聞かれたら簡単に教えてしまうと、

相手にとってあなたは便利屋になってしまいます。

あなたにはあなたの仕事があるので、教え方には注意が必要だと思います。

 

「自分で考えて欲しいと相手に伝えているか?」

何度も聞いてくる人にはきちんと自分の頭で考えて欲しいと伝える必要があると思います。

どこかでクギを刺しておかないと、延々とあなたの時間が奪われてしまうからです。

それに、時間を奪っている事実を理解させることは相手のためでもあります。

仕事はいつも誰かが助けてくれる訳じゃないですよね。

自分1人で考えて成果をださなきゃいけない時もあります。

そんな時のために自分で考える訓練をしておくことは大切だと私は考えてます。

 

「周りの状況を見る目と耳を養う」

自分の仕事に集中する時も必要ですけど、

周りの状況を把握してサポートするのも仕事では必要だと考えてます。

と言うのも、

本当に困っている時は視野が狭くなってミスに気付きにくくなるからです。

1歩下がって冷静に周りの状況を見る目と耳を養うことで、

ミスによって無駄な時間を使うことを防ぐためでもあります。

 

「困った時に頼りになる人を目指す」

何でもかんでも手助けはしちゃいけないです。

そんなことをすれば相手の成長を止めてしまうからです。

ギリギリまで、本当に危険な状況になるまで本人の力で問題解決してもらうのです。

それでも解決しそうにない時に助けます。

これが便利屋にならず、困った時に頼りになる人を目指す理由です。

 

まとめ

聞けば簡単に教える便利屋よりも、ヒントを出して自分で考えてもらう。

出来ることが僅かでも、相手が成長するために何が出来るか?を考えて行動する。

そして、本当に困った時に頼りになる人になる。

そのための線引きを考えるキッカケになれば嬉しいです。

話をまとめる力が弱いあなたが抱える問題点はこれ

こんな悩み抱えてませんか?

・資料を整理したり、まとめるのが苦手

・会議で出た話をまとめるのが苦手

・話しを分かりやすくまとめるのが苦手

「まとめる力が弱いのは俯瞰力が弱いから」

話をまとめる力が弱い理由は、テーマに対する言葉の位置付けを俯瞰出来ていないから。

なので、俯瞰力が身に着くと聞いた話が何について言っているのかが分かるようになります。

目次

 

「まとめる時に人はどう考えているか?」

そもそも、仕事での話にはいくつかパターンがあって、何についての話かを考えますよね。

・問題を提起してるのか?

・原因について話しているのか?

・解決方法について話してるのか?

相手なりの視点で話が出てきます。

そして、話を聞きながらこんな風に整理しようとしてるはずです。

  1. 何についての話かを考える
  2. 話のポイントを考える。
  3. ポイントからキーワードを抜き出す。

つまり、

何についての話かを理解して、重要なキーワードを抜き出してます。

 

「まとめる力とは何か?」

私はキーワードを抜き出して、話のテーマに当てはめていく作業だと考えてます。

なので、話のテーマを理解していないと抜き出すキーワードが全然違ってしまうのです。

 

「まとめる力を鍛える方法は?」

本を読んで、内容をまとめる方法です。

過去に作ったものですが、こんな感じです。

※字が汚いのは許してください(-_-;)

・この本は何について書かれたものか?

・一番大事なキーワードは何か?

・そのキーワードを構成する3つのキーワードは何か?

・各キーワードを構成する3つのキーワードは何か?

 

 

 

やってみてください。

私は凄く難しかったです。

内容を受け取るだけの読書をしているとまとめる力は身に着かないと考えてます。

 

「俯瞰力を鍛えて、まとめる力を鍛える」

私が本を読んで、内容をまとめるのが難しかった理由は俯瞰力が弱いからです。

ゴールが見えていないので、なぜその情報が必要なのか分からないのです。

俯瞰力が鍛えられていれば、

本のメインテーマから枝分かれするキーワードまで分かってきます。

まとめる力とは、

「キーワードを抜き出して、話のテーマに当てはめていく」ことだと考えてるので、

まとめる力=俯瞰力だと考えてます。

「俯瞰力強化トレーニング方法」

読書とは別に私がしている方法が、

「NewsPicksと言うアプリで記事を読んで、考えを投稿する」です。

感想になる時もありますが、

記事のメインテーマを理解してキーワードを抜き出す。

そして重要だと思うポイントを記事にしてます。

非常に地味ですけど、この方法でほぼ毎日投稿してます。

 

まとめ

「まとめる力=俯瞰力」と考えていて、

話をまとめる力が弱い理由は、テーマに対する言葉の位置付けを俯瞰出来ていないから。

なので、俯瞰力が身に着くと聞いた話が何について言っているのかが分かるようになります。

俯瞰力を鍛える方法として、

・読書して内容をまとめる(読書マップを作る)

・NewsPicksを使って読んだ記事に対する自分の考えを投稿する

※NewsPicksはこちら⇒https://newspicks.com/

相手が理解していない時にどう話す?

「PREP法で話せばとりあえずOK」

相手の理解度を踏まえて話す順番を変えるのが理想だけど、

まずはPREP法で話の流れを作り、相手の不明点を確認しながら潰す。

どんな話でも正確に伝わる話し方が出来るまではPREP法で話せばOK

PREP法とは?

  1. Point=結論
  2. Reason=理由付け
  3. Example=具体例
  4. Point=結論

まず結論から話す方法です。

けれど、

相手が理解していない状況で結論から話しても伝わらない…

そこで前置きから話そうとして、相手の理解度を見誤ってしまい流れが崩れる。

自分でも何が言いたいか分からなくなる。

相手の理解度を見誤ってしまう

この記事を書いてから理解度を見誤ることがありました。

https://mityu-ka.com/%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%83%ab%e4%b8%80%e5%b9%b4%e7%9b%ae%e3%81%ab%e9%99%90%e3%82%89%e3%81%9a%e3%80%81%e5%85%a8%e3%81%a6%e3%81%ae%e4%ba%ba%e3%81%ab%e5%bd%b9%e7%ab%8b%e3%81%a4%e8%a9%b1%e3%81%97

相手が理解してないと感じたので、前置きを話すと理解していたり。

逆に結論ありきで話を始めると、相手が理解していなかったり。

話す順番を変えようとすると相手に理解しにくい話し方になってしまいました。

そこで1つの仮説を立てたのです。

「相手の理解に関係なくPREP法で話したらどうか?」

“〇〇についてですが、結論は□□です”

“☆☆の事実を基に△△と考えて□□と結論を出しました”

私が使っているPREPの型ですが、理解して貰えました。

結論と事実情報の組み合わせは当然必須ですが、

求める所まで相手の理解を引き上げられました。

まとめ

相手の理解度を踏まえて話す順番を変えるのが理想

  1. まずはPREP法で話の流れを作る。
  2. 相手の不明点を確認しながら潰す。
  3. どんな話でも正確に伝えられるまではひたすらPREP法で話せばOK

多面的に考えるスキル習得の時間の使い方

後でご紹介する本の中で私が特に気に入っている言葉です。

「片足を自分が安心できる得意な領域に置きながら、

片足は新しい分野に踏み出して、探り探り進んでもらう」

“多面的に考えるスキル習得の時間の使い方”は、

  • 今まで学んできたことを続けつつ、同時進行で新しいことを学ぶ
  • 使える時間を新しいことに全振りしない
  • 時間を全振りしても、比例して成長する訳じゃない
  • 毎日コツコツ継続して学んで理解を深める

この4つ分けられます。

「今まで学んできたことを続けつつ、同時進行で新しいことを学ぶ」

新しいことを学ぼうとするときのイメージは、職業を変えるイメージに近いかもしれないです。

けれど、多面的に考えるスキルは違います。

今まで学んできたことも大事にしつつ、新しいことを学びます。

1日に2時間学べる時間があったとして、1時間を今まで学んできたことの強化

残りの1時間を新しいことを学ぶために使います。

使える時間を新しいことに全振りしない

「2時間全てを新しいことに使った方が良いのでは?」

と考える時もあります。

けれど、2時間を全振りしてしまうと今まで学んできたことの成長が止まってしまいます。

全振りして成長を完全に止めるよりもスピードは遅くなっても毎日少しずつ学んでいく。

それが多面的に考えるスキル習得のポイントだと考えてます。

「時間を全振りしても、比例して成長する訳じゃない」

新しいことを学んでいる時は、中々理解できませんよね。

ある程度理解してくると10分で理解できることが、1時間かかったりします。

簿記&危険物甲種&ビジネス実務法務検定など分野の違う資格を取るために勉強してきましたが、

時間の費用対効果を考えると、全振りしても比例して成長する訳じゃないと感じたからです。

「毎日コツコツ継続して学んで理解を深める」

一度見たり、聞いて全てを理解して覚えられる人には不要なテーマです。

でも、私を含めて多くの人は少しずつ学んで経験を積むからこそスキルが身に着くはずです。

つまり「毎日コツコツ継続して学ぶ」ことこそ王道であって、

いきなり時間を全振りしても理解できないまま消化不良を起こす可能性すらあると考えています。

なので30分とか1時間ずつ毎日学んで理解を深めていく。

何度も言いますが、継続して学ぶことが一番大切です。

まとめ

  • 今まで学んできたことを続けつつ、同時進行で新しいことを学ぶ
  • 使える時間を新しいことに全振りしない
  • 時間を全振りしても、比例して成長する訳じゃない
  • 毎日コツコツ継続して学んで理解を深める

新しいことを学ぼうと使える時間を全振りしたはいいけど、

1日を振り返って大して成長していないことにショックを受ける経験を何度もしてきました。

原因は”理解度”にあったと考えてます。

そこでまとまった時間を使って新しいことを学びつつ、今までの知識も強化していく。

目的は「多面的に考えるスキルを習得する」ことなので、

同時進行で学ぶのが重要だと考えてます。

今回読んだ本

「イノベーション・スキルセット」田川欣也氏著

(3年目までに作る)失敗原因を考える習慣

仕事で失敗すると落ち込んでしまって、失敗が続いてしまう…

失敗した時の考え方と、落ち込まない習慣が知りたい。

過去の経験を基に書きました。

「失敗を繰り返す人は原因を考えていない」

能力次第ですが、誰しも失敗します。

そこで大事なことは必要以上に落ち込まないことと、同じ失敗を繰り返さないこと。

そんなこと分かってるよ!と思うでしょうが、

同じ失敗を繰り返す人が特に出来ていないことが「失敗した原因を考えていないのです」

これは失敗の連続でクビ同然で転職した私が、のちに気付いたことです。

 

「精神論で解決しようとする」

失敗した時にこんな事言っていませんか?

「次は頑張ります」

この言葉で終わらせてしまうと、同じ失敗を繰り返す可能性が非常に高いです。

失敗したのは失敗する原因があったからです。

失敗の原因を追究しないで精神論で終わらせてしまうと、何も解決しないまま先に進むことになります。

 

「失敗した内容を振り返っていない」

私自身、失敗した内容を振り返る習慣を作り始めたのは5年前です。

それまでは”次は頑張ります”で終わってました。

何度も失敗して、精神論では駄目だと気付いてから振り返る習慣を作りました。

参考までに、私はこんな感じで振り返っています。

失敗した内容:

「仕事の企画をA4サイズで1枚にまとめろ」と指示を受けたけど、指示内容を忘れてしまい聞き直すと怒られそうだったので、自分の考えで3枚作って提出してしまった。

失敗カテゴリー:確認ミス

日付:2020年2月20日

失敗した原因:

仕事を依頼してきたのは上司であり、上司が望む形の企画書について指示を受けたにも関わらずメモを取っていなかったため自己判断で作成し提出してしまった。

→指示内容をメモしていなかった。

今後の対策

上司から指示を受ける時だけでなく、連絡を受ける時は必ずメモを取る。

そして、メモした内容が間違っていないかの確認をその場でする。

心構え

仮に確認して怒られることになっても、仕事で失敗して評価を下げるよりは最初の段階で進め方を確認しておく方がダメージが少ない。

まとめ

・失敗を繰り返す人は原因を考えていない

・精神論で解決しようとする

・失敗した内容を振り返っていない

この3つをしないようにすると同じミスをする可能性が下がってきます。

最後に

職種が違っても仕事で気を付けるポイントはあまり変わらないように思います。

確認する、全体を俯瞰する、失敗したら原因を考える、振り返る。

その積み重ねが仕事の質を高める王道だと考えてます。