日本の資本主義の父と称される渋沢栄一氏の言葉に改めて考えさせられました。
それは、
「目的には、理想が伴わねばならない。」
今日の記事では、
「努力で得られる利益の理想像」について書きます。
ビジネスにおいて最も分かりやすい努力の例を挙げると、
資格取得が挙げられるかもしれません。
- 実務をこなすために必要
- 昇進するために必要
- 知識の幅を広げるために必要
皆さんそれぞれの理由を持って資格取得に向けて努力をされるはずです。
ちなみに私が持っている資格はこれです。
- 危険物取扱者甲種
- フォークリスト
- 日商簿記2級
- ビジネス実務法務検定2級
- ITパスポート
危険物とフォークリフトは前職で必要だから取得して、
簿記は現職で求められたから取得しました。
ビジネス実務法務(以後、ビジ法と略)とITパスポート(以後、Iパスと略)は、
自分で事業をするために少しでも知識をつけたい!
その理由で取りました。
業務上で求められる資格は省いて、
ビジ法とIパスの理想がどこにあったか?
「その資格を取得して、あなたはどうしたいのか?」
私は今、本業の会計職とは別に、個人事業主として副業をしています。
勿論1人です。
SNSでよく見る炎上や、企業のコンプライアンス違反など
ユーザーの過剰な反応で起きている問題もありますが、
発信側の配慮が足りずに起きている問題もあります。
事業をするに当たり、判断のすべてを私自身がしなければならない。
「ファーストフィルターとなる私が、適切な判断をするための知識をつけたい!」
それが事業を行う上で資格を取得した目的です。
では、「理想はどこにあるのか?」ですが、
問題が起きないことが理想だと今の私は考えてます。
- アイデアをすぐに実現させる技術
- 事業活動に意味をつける
- 世の中を知り相手を知り、自分を知る
- 事業で問題が起きないようにする
これが学びの目的に対する理想の4本柱です。
「理想の根底にある考えは何か?」
この4本柱の根底には、
特定の会社でしか通用しないスキル取得を避けて、
どこでも通用する「ポータブルスキル」を身に着ける。
若干の言葉遊びになっているように思いますが、
どんどん変わっていくからこそ今の理想も変わっていく。
変わるからこそ、創り出す側にフラグを立てる。
それが私のメインテーマです。
「資格取得って、やった気になる」
資格を取得するには相当な努力が必要になります。
けれど、その資格を人生にどう生かすのか?
資格がもたらす利益、
つまり目標となる理想の姿がなければ無駄な努力になってしまう。
ありきたりな言葉になってしまいますが、
時間が限られているからこそ無駄な努力をしてはいられない。
資格取得したいと高い教材を買ったかもしれませんが、
必要だと始めたことに違和感を感じたなら一旦ストップしてみませんか?
なんのために?と自分に聞くのでなくて、
「私はどうなりたいんだっけ?」と。
記事を書いていて理想が甘いなと感じている部分もあります。
けれど、これからブラッシュアップすればいい。
最初から完璧な姿を求めすぎず、
「まずやってみる。そして変えていく。」
このスタンスで取り組むのもアリだと思いませんか?
まとめ
- 努力を目的にせず、理想(目標)を考えているか?
- 努力で得られる、利益の理想像を強くイメージする。
- 理想の根底には、ポータブルスキルを身に着ける。
- そして、創る側にフラグを立てる。
- 私はどうなりたいか?と自問する。
- 完璧を求めず、まずやってみる。そして変えていく。