本を読めば仕事が出来る人になる?いいえ、そんなことはないです。

その本を買う前にちょっと考えてください。

仕事が出来る人が読んでる本を知りたい。

現状を変えるために目標を立てて行動したい。

仕事が出来るようになるための情報が欲しい。

私もこんな悩みをずっと抱えていて、仕事が出来ない自分を変えたい。

そう思って、100冊以上のビジネス書を読んできたのですが

どれだけ多くの本を読んでも駄目でした。

この記事では、「本を読むだけでは仕事が出来るようにならない理由」について書いていこうと思います。

目次

結論

読むだけでは駄目な理由は「読んで終わり」だからです。

あなたが一番悩んでいたり、困っていることを書き出して、

その内容に対する答えであったり解決方法を本から探して書き出す。

あなたの悩みや課題に対する「Q&Aを作る」所までして、自分事にしないと

読書の効果が無いだけでなく、時間とお金が無駄になります。

全て効率よく、一切の無駄の無い人生はあり得ないことですけど

「何のために本を読むのか?」を意識して行動に繋げると無駄を少なく出来るのでは?と思います。

あなたの悩みや課題と繋がっていないから

学校教育の影響もあるのかもしれません。

小学校の頃に音読の宿題ってあったと思いますが、読んで終わりでしたよね?

「音読の目的ってなんだろう?読むだけなら意味ないよな。」

小学生時代の私は生意気にもそんなことを考えてました。

「本を読むだけでは仕事が出来るようにならない理由」…逆に言うと、

「本を読めば仕事が出来るようになる」と思う理由が音読の宿題にあると思います。

つまり、目的が「本を読むこと」になっているからです。

あなたが本を読む目的は何か?

あなたは何のためにその本を買おうと思いましたか?

その本を読んで、どんなことを身に付けたいと思いましたか?

あなたが稼いだお金で本を買うのだから、無駄にはしたくないですよね。

知識の幅を広げたり、教養目的なら何となくでも良いと思います。

けれど、仕事に結びつける知識や情報を得る目的であるなら

“本を読む目的”をしっかり考えてクリアーにしてから買うことが大事だと私は考えてます。

100冊よりも1冊

今まで100冊以上のビジネス書を買って読んできましたが、その効果を十分に得られていません。

仕事のベースが出来ていない状況で考え方の違う多くの本を読んでしまって、

方向性を迷ってしまったからです。

だからこそ、100冊の本を読むよりも、1冊の本に集中することをおススメします。

同じジャンルに関する本を5冊とか読んで、

どの本でも共通する考えを掴んでいくのが良いと目にしたことがあるかもしれません。

それは、仕事のベースが出来ているから共通する考えを掴めるのであって、

悩んでいる真っただ中だとそんな余裕は無いように思います。

冷静に「差」が分かるくらいになれば仕事は自然と出来てきます。

仕事が出来ない状況にすることは、あなたの仕事の軸(考え方の柱)を作ることです。

そのために「これだ!」と思う1冊の本だけを読んで繰り返し行動し続けてみて下さい。

もし世間で良いと言われている本だとしても、

あなたにとってベストかは別なので自分の目で見て判断してください。

ちなみに私にとっての1冊は、ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」です。

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あなたの悩みや課題を書き出す

あなたにとっての1冊を手にしたら、次は「あなたの悩みや課題を書き出す」です。

A4用紙でも手帳でも、スマホでもいいですが、悩みや課題って他の人に見られたくないと思うので、直接目に触れない物が良いかもしれません。

何に書き出すかを決めたら、箇条書きで悩みや課題をどんどん書き出します。

・準備が上手くできない
・コピーが上手に取れない
・相手の言う内容が理解できない
・ミスが怖くて動けない

どんな些細なことでも良いので書き出します。

後で思い出したら、また追加しましょう。

書き出す目的は、あなたの悩みや課題を目に見えるようにすることです。

答えや解決方法を探して書き出す

あなたの悩みや課題を書き出したら、本を開きます。

目次を読んで、悩みや課題の答えや解決方法が分かりそうな部分を探します。

ここでのポイントは、必要な情報だけを探すことです。

読書で勘違いしてる人が多いなと思うポイントが、

”本は最初から最後まで全て読まなきゃいけない!”と思ってることです。

小説とかなら最後まで読むでしょうが、

仕事だったり自己啓発とかの本はポイントを絞って必要な個所だけ読むスタイルで十分です。

あなたにとっての1冊を買った目的は何でしたか?

悩みや課題を解決することですよね。

本を読むことではないので、必要な個所だけ読めばいいのです。

話が逸れましたが、本の情報から悩みや課題を解決するために必要な部分を書き出します。

そこまで出来たら、具体的に行動するプランを立てていきます。

あとは行動あるのみ

ここまでくると、あなたの頭の中もクリアーになってきてると思います。

自分には今どんな悩みや課題があって、何をすれば良いかが分かってきた。

書くだけでは不十分で、行動があって成り立ちますが、

仕事は意識や考え方でガラッと変わってくると14年間の経験で感じてきました。

何をすれば良いかが分かってきたら、

行動する内容をとことん細かく分解することをおススメします。

悩んでいる時に、考える余地を与えるとかなりの確率で失敗します。

ミスします。

なので、何も考える必要がないくらい細かく細かく行動する内容をリスト化します。

リスト化したら、印刷して、それを見ながら仕事をする。

リストに書いてある項目が終わったら線を引いて消す。

悩んでいる時は何もしていなくても自然と仕事のことを考えてしまって疲れています。

少しでもあなたの頭を楽にしてあげるために、考える量を減らしてあげましょう。

まとめ

読むだけでは駄目な理由は「読んで終わり」だからです。

あなたが一番悩んでいたり、困っていることを書き出して、

その内容に対する答えであったり解決方法を本から探して書き出す。

あなたの悩みや課題に対する「Q&Aを作る」所までして、自分事にしないと

読書の効果が無いだけでなく、時間とお金が無駄になります。

全て効率よく、一切の無駄の無い人生はあり得ないことですけど

「何のために本を読むのか?」を意識して行動に繋げると無駄を少なく出来るのでは?と思います。

最後まで読んでくださってありがとうございます(__)