経理で身に付けた1つの大事なことと3つのポータブルスキル

「経理でどんなことが成長するのか知りたい」
「無駄な時間を過ごさないためにどんなことを意識したらいいだろう?」
「これから学ぶと良いスキルのリストが欲しい」

こんな方に向けて記事を書きました。

このツイート。

仕事で得られる物を冷静に分析しつつ仕組みや流れを作っておく。

そこからが仕事のスタートだと思います。

「何が相手にとって有益な情報かを考える」

これが経理をして学んだ1つの大事なことです。

目次

「仕事の本質を考え続ける」

経理の仕事の1つ帳簿を付ける時に、理由が必要だと前の記事に書きました。

そのために情報収集をしていくんですが、「なぜそれが必要なのか?」と考えることが物事の、仕事の本質を考える訓練になっているように思います。

一般的なイメージだと、”経理は伝票をパソコンに入力しているだけ”。

そんな風に思うかもしれないですが、入力するためにかなりの情報が必要になります。商品や備品などを買ったのは別の人でも、上司などは入力したあなたに質問してきます。

「なんでこの内容で入力した?」と。

質問に答えるには背景の情報を把握しつつ、その仕事の本質まで理解した上で説明する必要があります。

私は処理するために理由が必要なので質問しまくったら”経理ウザい”と散々言われてきましたが、仕事の本質を理解して、事実と背景を踏まえつつ処理するスキルは例え平社員の経理だとしても管理職や経営陣に近い考え方が求められると思います。

「3つのポータブルスキル」

  • 資料作成スキルで”相手を考える”

経理的にはお金の流れを基に決算書を作ったり、金融機関に提出する資料を作ったりします。

そこで大事なことが、相手を考えて資料を作るです。

経営陣に向けた現状の問題をまとめるのか?
社内の出来事を連絡するためなのか?
金融機関に対して業績を報告するためなのか?

伝える相手によって、情報の伝え方と表現が変える必要があります。

逆に言うと、相手を考えて資料が作れないと仕事が出来ないと判断されてしまいます。

資料を作る時は、「相手が求める情報は何か?」を考えると良いなと思います。

  • 経営者視点の分析スキルで”将来のキャリアを考える”

経営者は今後の事業方針を、事実を基にした数字で分析しています。

その考え方を自分の”将来のキャリアを考える”ために活かします。

自分の現状から課題などを分析して、”将来のキャリアを考えます”。

  • 管理会計で”毎日の仕事を見直す”

管理会計とは、自社の業績を良くするために作る社内向けの会計です。

つまり、現状を正確に把握して改善するための方針を作っていく。

その考え方を個人にも当てはめると役に立つと考えてます。

「無駄な時間を過ごさない」

意識しないと時間ってあっと言う間に過ぎますよね。

仕事中は勿論ですし、帰宅後もそうです。

経理として8年が経ちましたが、目標としていたレベルに到達できていないと実感してます。

その原因はこの2つです。

  • 仕事に対する意識が低い時期があって惰性で過ごしてしまった
  • 目標を見失った時期があった

学んだらアウトプットする大切さを実感してます。

「考える力を育てる」

“経理=考えて改善し続ける仕事”だと思ってます。

上司や過去の流れから言われたまま仕事も出来るし、指示通りにしていればいいと言われる時もあります。

けれど、経理に求められることは改善だと思ってるので、指示通りにしていればいいと言う人の言葉に従う必要はないです。

そんな人は、”現状維持は衰退の始まり”だと理解していないのだと思って、適当にいなしつつ自分なりに考えて仕事内容を改善すると良いです。

大切なことは正解を求めないことかもしれないです。

あなたなりに考えたことは現状の問題点を踏まえて出た答えです。

その答えを大切にして毎日改善していきましょう。

「相手のために出来ることを考えて行動する」

今まで考えて身に付けたことを活かして相手のために出来ることを考えて行動していきたいと思います。

お客さんや、業者の方、社内の人にとって何が役立つか?

周りの方を大切に思う気持ちがより良い仕事環境を作って、それが周りまわってあなたへ還元されると考えています。

自分さえ良ければいいと考える人もいますが、人の価値は

「まとめ」

相手の為に出来ることを考えて行動して、何が相手にとって有益な情報かを考える。

常に相手あっての仕事の経理だからこそ身に着いたことです。

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