「STARTUP~アイデアから利益を生み出す組織マネジメント」
ダイアナ・キャンダー著
図書館で借りてきた本の記事です。
まず冒頭に全てのビジネスで役立つ、意味のある言葉が書いてありました。
スタートアップとは?
まずは顧客を理解したうえで、
顧客の生活に付加価値をもたらす商品を作ること。
すっごい当たり前なのですが、
忘れてしまったり、自分主観になっている時は気づかないのです。
自分の考えが正しいと思ったり、
都合の良いペルソナを作り上げてしまったり。
元々スタートアップは起業における言葉ですが、
いちビジネスパーソンであってもこの考え方を十分に理解して
これからの自分自身の身の振り方を考える助けにして欲しいと思います。
なぜか?
直接顧客とやりとりをする営業や、小売店の店員さんに限らず
全ての職種は仕事を報告する相手がいるからです。
私の会計であれば、経営陣や金融機関。
社内への報告の際には社員全員が報告する相手になりますよね。
定量的な情報は事実を明確にするだけの価値しかないと思いますが、
定性的な情報は切り取る断片を、自分フィルターを通して意味づけした情報です。
ではその自分フィルターを通した情報は誰に向けたものか?
相手、つまり顧客です。
同僚だろうと、上司だろうと顧客だと考えて接した場合、
相手が知りたい情報を理解して、
相手にとって価値のある情報にして提供する。
まさにスタートアップの考え方と一致するのです。
多くの本でも書かれている事ですが、ついつい忘れてしまうので
自分への戒めの意味でも記事にしてみました。