仮説
ありふれた商品にデザインを足したらどうなるか?
結論
欲しい人がいなければSALEにしても売れない。
欲しい商品にして売るためにデザインを加える。
そして、自分がお客さんだったらどんな店で、どんな商品が欲しいのかを常に意識する。
目次
- そもそも欲しい商品が無ければ意味がない
- SALE=売れない商品のさばき方とは
- リアル店舗からネットへ移行すると売れるのか?
- ネットに埋もれさせないための見せ方とは?
- 商品属性に合ったターゲットを理解していく
- デザイナーとコラボする
- デザイン力を加えてSALEを減らす
- まとめ
「そもそも欲しい商品が無ければ意味がない」
その商品を誰が求めているか?
お客さんが求めていない商品を販売しても、例えSALEで割引して販売しても買ってくれない。そして、買ってくれない=売れないのは販売エリアのお客さんから求められていないから。
であれば売れない商品をどうやって売っていくかを考える。
「SALE=売れない商品の売り方とは」
- 売ろうとしているエリアやお客さんを変えてみる。
- 店頭で販売するのではなくて、ネットで世界中に商品を紹介する。
- 買いたいと思う商品に改造する。
- セット販売してみる。
自分のお店だけでは出来ないことでも、
多くのお金をかけなくても付加価値を付ける方法はあるはず。
「リアル店舗からネットへ移行すると売れるのか?」
ネット販売の最大の利点は瞬間的には売れない商品でも、
ロングテールで販売する機会を提供できること。
そして、ネットで繋がっているので世界中に商品を紹介出来ること。
けれど、大きな問題が1つ。
どこかで仕入れた商品であれば他の店も販売している可能性があるので、
差別化を図る必要があること。
では、どんな方法で差別化を図るか?
- 赤字覚悟で原価割れの金額で売り切ってしまうか?
- サイト検索SEOでトップを取り、定価で売り切るか?
売れない商品を売ろうとするなら、
- お客さんから欲しい商品を揃えた店にする
- 安い
- セット販売の商品構成が魅力的
リアル店舗で商品を販売して売れないのであればネット販売比率を高める。
では、ネット販売で他の店に負けない方法は何か?
「ネットに埋もれさせないための見せ方とは」
改めて言うまでもなく、スキマを徹底的についてシェアを独占する。
例えば、タオル店なら
使用目的ごとにタオルの種類を揃えて、日常生活でのタオルの使い方や手入れ方法などの情報を教える。
商品を買ってもらう前に、お客さんにとって役立つ&意味のある情報を充実させる。
それが信用になり、買いたいお店になる。
では、お客さんにとって役立つ&意味のある情報とは何か?
「商品に合ったターゲットを理解していく」
先ほどのタオルを例に挙げて商品属性を考えるとこんな感じになると思います。
・洗面所で使う 30cm×90cmくらい
・お風呂あがりに使う 90cm×180cmくらい
・汗を拭く 20cm×60cmくらい
自分自身がその商品を使うとしたらどんなことを疑問に思うか?を大切にして、
普段の生活パターンを踏まえておススメ商品を紹介する。
情報を付加価値としているサイトが多い場合どうするか?
「デザイナーとコラボする」
有名人にこだわる必要はなくて、デザイナーの卵の方とコラボしてタオルにデザインを足す。
綺麗なタオル、独自性のあるタオルを販売する店と評判を立ててお客さんの注目を集める。
買いたいお客さんを増やすには来店してくださるお客さんの数を増やさなければならないので、集客を目的の1つとしてデザイナーとコラボする効果はあると考えてます。
「デザイン力を加えてSALEを減らす」
Instagramやツイッター、YouTubeなど独自にSNSで自分のデザインを表現する場を作っている方もいます。そんな発信力をタオルに付け加えることでタオルの販売量を増やす。
良い商品であれば少しくらい高くても世界中から購入してくれる。
デザイン力で付加価値を付けてWin-Winの関係を築いてSALEを減らす。
そうすれば売れない商品を減らすことが可能ではないかと考えました。
「まとめ」
- そもそも欲しい商品が無ければ意味がない
- SALE=売れない商品のさばき方とは
- リアル店舗からネットへ移行すると売れるのか?
- ネットに埋もれさせないための見せ方とは?
- 商品属性に合ったターゲットを理解していく
- デザイナーとコラボする
- デザイン力を加えてSALEを減らす
お店で買ったり、ネットで買ったりしますが、
「買う」意思決定をする基準は、自分が求める情報と商品が揃っているか?
そして、良い意味での驚きや高級感があるかです。
売れない商品は、基準を満たさなかったり、どこでも売ってると評価しているからだと思います。
商品を売る活動はいたちごっこですし、時代の変化の波に乗って常に改善する必要があると思います。そのために学ぶ必要もあるでしょうし、商品構成をガラッと変える場合もあるかもしれません。結局大事なのは、自分がお客さんだったらどんな店でどんな商品が欲しいかを意識していくことだろうなと考えてます。