DXって本当に必要?BCGに学ぶDXを取り入れる3つのポイント
この記事から分かる5つのポイント
・BCGがDXに力を入れている。
・日本の企業でDXに成功しているのは14%→海外は30%
・DXの成功には、リーダーのコミットが必須。
・DXの成功には、組織全体で取り組む必要あり。
・世界的な… #NewsPicks https://t.co/NqUMXsJGnQ— mityu-ka@福井の仕組み作り人 (@Mityu_ka) February 22, 2021
DXという言葉を聞いたことあるでしょうか?
「デジタルトランスフォーメーション」の略で、
例えば、今までは紙の本やCDなどでニーズを満たしていたことを、
デジタル技術で提供するビジネスモデルへの移り変わりを意味しています。
この記事を読むことで、DXは大企業だけじゃなく、
福井のような地方都市でも取り組むべきだと知ってもらうことを目的にしています。
グローバル企業のように大規模な投資ができなくても、
長期的な戦略を立てて、1つずつ取り組んでいくことが大切ではないでしょうか?
目次
そもそもDXって何?
DXの定義を経済産業省が2018年12月にまとめたガイドライン(DX推進ガイドライン)から引用すると、
デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン
⇒ https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
このガイドラインは企業向けに書かれた内容ですが、
私たちの生活に置き換えれば分かりやすいです。
分からないことを調べたり、商品を購入したりがスマホで完結しますよね。
つまり、生活で必要なことのほとんどがスマホで出来てしまう。
BCGやグローバル企業のような大規模な取り組みは出来ないとしても、
商品を買う方法が「実店舗に行く⇒ネットショップ」に変わっているからこそ
どのような方法で、どのような商品を提供すれば良いかを考える必要ありです。
なぜDXに取り組む必要があるのか?
今までの、繋がりだけで販売する方法では限界があるからです。
なぜかと言うと、お客さんは絶えず商品を比較しているから。
例えば、今まではA店の和菓子を食べていたけど、
Instagramで人気のB店に行ったらそこのファンになった!
そんな話を良く聞きますよね。
お客さんは、SNSで情報を集めて比較して、1番のお店を探しています。
そのためには、比較されても負けない独自性をお客さんに提供することが必要で、
1番のお店になるためのデータを集めて、改善し続けることが求められます。
DXに取り組むとどうなるか?
「見込み客⇒既存客⇒固定客」へと階段を上って、お店のファンになってくれます。
DXに取り組む目的は、比較されても
「お客さんにとって、いつまでも1番のお店であること」
「稼ぎ続ける事業や商品、サービスを作ること」です。
目的を達成するには時間がかかるかもしれませんが、
DXに取り組んで多くのファンに支えられるお店を作りましょう。
DXに取り組む3つのポイント
- お店のコンセプトは何か?
- 「購買活動がデジタル化」していく中で、企業としてどうするか?
- 「お店にこない消費者に、スマホで商品を買ってもらう」にはどうするか?
とはいえ、ネットで販売しなくても十分に売上も利益も出てるよ!
と言う意見も確かにあるはずです。
「密着軸」をベースにしてお客さんとの繋がりで販売すればいいからです。
ただ、1つだけ考えてみてください。
「そのお客さんが買わなくなったらどうしますか?」
仮にそのお客さんの家族だとしても、今まで通りに買ってくれるとは言えませんよね。
人の生活のあらゆる面がデジタル化するのは避けられない事実で、
あなたのお店の商品はググって比較されてしまいます。
値段勝負だと大手に負けるし、仕入れて販売する商売だと品質も変えられないですよね。
人との繋がりで販売しようにも、お客さんに求められなければお店は潰れます。
そこで必要になるのがDXです。
お店のコンセプトは何か?
・あなたが心の底から同意し、それをすれば幸せになれると信じていること。
・あなたや会社が稼げて、永続性があること。
この2つをクリアしているコンセプトが必要です。
稼げても、やりたくない仕事は続きません。
全力集中できるくらい、納得して出来て、世の中を良くすること。
それがコンセプトです。
「購買活動がデジタル化」していく中で、企業としてどうするか?
DX推しの私ですが、やらない選択もありえます。
お店に来てもらうことでしか体験できない、格式や空間はデジタル化では表現できないからです。
取り扱う商品や、コンセプトと照らし合わせて決める。
これが答えです。
「お店にこない消費者に、スマホで商品を買ってもらう」にはどうするか?
もし、DXに取り組むのであれば、この問いを考えます。
DXはストーリーテリングやセールスライティングなどを使って、
コンセプトを求めるお客さんに適切に届けるために作っていきます。
コピペした言葉じゃなくて、あなたにしか書けない言葉。
全てのお客さんには届かなくても、1人でも多くのお客さんに届けることが目標です。
まとめ
BCGの記事タイトルにある、DXの成功を判断する基準は分かりません。
けれど、
「お客さんにとって、いつまでも1番のお店であること」を目標に
- お店のコンセプトは何か?
- 「購買活動がデジタル化」していく中で、企業としてどうするか?
- 「お店にこない消費者に、スマホで商品を買ってもらう」にはどうするか?
この3つのポイントに取り組むことで少しずつ良い結果が出るはずです。