この仕事って意味ある?目的をKGIとKPIでマーケティングする。

「マーケティングのKGIとKPIで仕事の目的を考える」

3年とか前の人が考えた仕事をそのまま続けてるけど意味あるの?

具体的にどんな風に利益に繋がってるかイメージ湧かないんだよな…。

相手が使ってるか分からないデータを毎日作る意味ってあるの?

この仕事が自分の成長に役立つイメージが湧かない…。

こんな悩みを持ったことありませんか?

最初に

この悩みは私自身の悩みでもあります。

あったら便利だと言うだけで、実際はあまり活用されていないデータ作成であったり、

雑用を指示されてます。

無駄な仕事を減らしたいと提言しても聞き入れられない。

そんな状況で、あなただったらどうしますか?

目次

結論

いきなり”この仕事って意味ある?”と言ってしまうと反感を買うかもしれないです。

納得させるだけの論理や情報が無ければ、あなたの個人的な考えだと判断されるからです。

なので、

「KGI+KPIから逆算して無駄だと考えたので、この方法を試したい」と提案する方が、

より納得&理解して貰いやすいはずです。

数字や事実となる情報を基にして、

無駄を省いたり利益に繋がる行動をすれば必ずあなたを評価してくれる。

私はそう信じてます。

「KGIとKPIとは何か?」

あなたはKGIやKPIを聞いたことありますか?

マーケティング用語で、事業内容の最終目標が達成されているかを計測する指標のことをKGI(Key Goal Indicator)といいます。

そして、最終的な目標であるKGIを達成するための中間指標のことをKPI(Key Performance Indicator)と言います。

例えば、

全部で10店舗ある小売り業を営む会社があるとします。

あなたは10店舗に来店して下さるお客さんの人数を集計していたとします。

来店して下さるお客さんの人数を集計する目的がKGIです。

会社は利益を目的として事業活動を行っているので、KGIに売上や利益の数字が入る場合もあるでしょうし、ビジョンや理念といった会社の存在意義が明記される場合もあるかもしれません。

KGIが売上10億円、利益1億円だとすると、

来店してくださるお客さんの人数を集計することはKPIにあたります。

「来店して下さるお客さんの人数×成約率=売上(利益)」となるからです。

KGIを達成するために何を達成すれば良いのか?

その答えがKPIとして分解されて、日々の仕事になっていきます。

ここまででKGIとKPIのイメージを掴んで貰えたでしょうか?

「そもそも、あなたの仕事のKGIはなにか?」

イメージが掴めたら、あなたの仕事のKGIを考えてみましょう。

数字で表されているかもしれないですし、「地域一番のシェアを獲得する」といった言葉かもしれません。

あなたの仕事のKGIを考える目的は、

何となく仕事をするのではなくて、自分の頭で考えて「森を見てから木を見る」ためです。

今の仕事がどんなゴールに向かっているのか?

向かっているゴールに対して、今の仕事がどんな意味を持つのか?

KGIとかKPIとマーケティング用語を出してきましたが、料理と同じです。

みそ汁を例に挙げると、KGI=「みそ汁を作る」です。

そうするとKPIは、

KPI=豆腐、ネギ、厚揚げを切る。

KPI=お湯を沸かす。

KPI=煮干しとかで出汁を取る。

KPI=豆腐とかの具材を煮る。

KPI=頃合いを見て、味噌を溶かす。

作りたい物がKGIで、手順がKPIと言った方が分かり易いかもしれないです。

「私がクビ同然で退職した原因はKGI不足」

指示されて仕事を始めたものの、不明点があると考えますよね。

そこで方向性を間違えてしまったのです。

KGIを正確に理解していれば、ゴールはブレないですが、KGIが間違っているとかなりの確率で失敗します。

学習能力のない私は2つの会社を退職するまでそのことに気付きませんでした…(-_-;)

「あなたの考えをKGIと照らし合わせる」

KGIが売上10億円、利益1億円だとすると 、

10店舗に来店して下さるお客さんの人数を集計する仕事は必要だと分かります。

「この仕事をする意味あるの?」と疑問に思ったら、KGIを書き出したり、どこかに貼ってあれば見直してみたり。

そうして方向性がズレていないかを確認してミスを減らしつつ、仕事の意味を再確認してみてください。

「あなたの行動をKPIと照らし合わせる」

あなたの行動をKPIと照らし合わせる理由は、関係ない情報を集めないためです。

例えばマグカップを販売する小売り店だとします。

このマグカップを使う可能性があるのはどんな年齢、性別の方だと思いますか?

売上を達成するための来店数の情報として、赤ちゃんの人数を調べていたとしたらどう思いますか?

全く意味のない情報ですよね。

将来のお客さんの数を把握する目的であれば意味があるかもしれないですが、2~3年以内の売上に対して考えると意味がないです。

KPIで欲しい情報をあなたの行動を照らし合わせて、方向性のズレを防ぐことが大切です。

「まとめ」

“そもそもこの仕事ってする意味あるの?”と思うことは結構ありますよね。

私も14年働いてきて、意味がないのに習慣だからと言われて渋々したことが多々あります。

当時は今以上に仕事が出来なくて、言葉として伝える力もありませんでした。

今マーケティングやコンサルティングを学んでいて思うことは、

数字や事実を基にした根拠がなければ人は動かないです。

「意味がない」と言うあなたの考えがどれだけ正しくても、聞き入れる側の上司だったりに納得して貰えないと変わりません。

根拠としてKGIとKPIを活用しつつ、あなたが今以上に質の高い仕事が出来るようになることを考えながら記事を書きました。

読んで下さってありがとうございます。

目次

「参考にした本」

「マーケティング思考力トレーニング」黒澤友貴さん著
「コンサル一年目が学ぶこと」大石哲之さん著
「世界No.1コンサルティングファームが教える成長のルール」作佐部孝哉さん著

あなたにしか提供できない価値って何?マーケティングをココロで学ぶ

「マーケティングはお客さまのココロの中で起きている」

私の仕事って会社の役に立っていないのかな?

稼ぐためにどんなことを考えていけばいいんだろう?

こんな悩みや疑問を持つ方に向けて書きました。

「結論」

「ドリルを売るには穴を売れ」佐藤義典さん著

こんなにワクワクする本は久しぶりでした。

「マーケティングはお客さまのココロの中で起きている」の言葉。

陳腐な言い方になってしまいますが、感動しました。

一方で、この本を知っていたので、もっと早く読めば良かったと後悔してます。

マーケティングって聞くと商品やサービスを売るための物で、ガチガチの理論でつまらないと思ってたんです。

でも、

  • お客さんにどんな価値を提供できるか?
  • お客さんが心から喜んでくれるために何が出来るか?

「マーケティングとは、一貫した価値をお客さんにする方法を考えること」

商品やサービスを直接お客さんに提供する仕事をしているかは関係なくて、

”あなたにしか提供できない価値は何か?”と考えることから始めると状況は変わると思います。

「目次」

「最初に」

マーケティングとは売ることに関する全てを考える。

あなたが牛乳を買うためにスーパーに行ったとします。

無調整牛乳や低脂肪牛乳、栄養が追加された牛乳があって、色んなメーカーが沢山の牛乳を販売しています。

そこで低脂肪乳を買ったとしたら、

・なぜその牛乳を買ったのか?

・どういう基準で選んだのか?

・その時の気持ちは?

あなたが牛乳を「買う」一方で、お店やメーカーが牛乳を「売る」ためのパッケージや置く場所など考える方法を含めた一連の行動がマーケティングになっています。

マーケティングと聞くと難しく聞こえますが、普段の生活の中に溶け込んでるのがマーケティングです。

このマーケティングを学ぶ上で知っておく理論はたった4つです。

冒頭のページから引用させていただくと、

  1. ベネフィット-顧客にとっての価値
  2. セグメンテーションとターゲティング-顧客を分けて絞る
  3. 差別化-競合よりも高い価値を提供する
  4. 4P-価値を実現するための製品・価格・販路・広告

この理論はマーケティングの基本中の基本とのことですが、マーケターとして1つずつ学んでいこうと思います。

「あなたにしか提供できない価値はなんですか?」

“ベネフィット-顧客にとっての価値”を普段の仕事に置き換えると、

「あなたにしか提供できない価値はなんですか?」になると思います。

具体的には、提供する価値は”知識”や”スキル”と言えると思います。

例えば私は本業として会計の仕事をしています。

会計としての知識やスキルを評価すると、税理士や会計士の人にはかないません。

私が持っている資格は簿記2級だからです。

では、資格の優劣で提供できる価値が決まるか?と言うと、そうではないと私は考えてます。

これは過去の記事でも書いてますが、あなたが間に入ることで事業が円滑に進んだり、

情報の共有に役立ったり人とモノ、そして情報を繋ぎとめる役目を総合して価値が決まるからです。

けれど誤解して欲しくないのは、知識やスキルといった技術は必要不可欠です。

あなたがどこかの会社で働いたりするのは、技術を認められているからです。

この記事で「あなたにしか提供できない価値はなんですか?」と質問しようと思ったのは、

仕事をしていると「自分にしか提供できない価値」を意識する機会が少ないと感じるからです。

仕事をする最初の目的がお金を稼ぐことだとしても、そのためには必ずお客さんや取引先、そして会社に対して価値を提供しなければならない。

だから、「あなたにしか提供できない価値はなんですか?」と質問しようと思いました。

「あなたは誰に提供したいですか?」

“セグメンテーションとターゲティング-顧客を分けて絞る”は仕事によってほぼ決まりますよね。

営業や接客の仕事だったらお客さんや取引先です。

例えば牛乳を売る会社を例に挙げると、誰が牛乳を買うのかを考えて、そのお客さんに商品を届けるための商品作りをして、広告や販路を考えていきます。

大まかに分類すると、

・年齢

・性別-女性か?男性か?

・家族構成-独身か?家族がいるか?

・時間-生活スタイルによって自由になる時間がバラバラ

・価値観-質を求めるのか?それとも値段を求めるのか?

・行動-スーパーで買うのか?コンビニで買うのか?

大まかに分類しても、求める利益や価値はお客さんによって違うので、実際に牛乳を売った結果を踏まえて利益が最大になるお客さんに絞っていくことです。

牛乳だと多くの方が買うかもしれないですが、実際に買っている方は分類ごとに違っているはずです。

大事なことは全てを狙うのではなくて、絞って売る。

この考えを仕事に置き換えると、自分の知識やスキルを誰が求めているのかを明確に理解することが大事だと分かります。

「ドリルを売るには穴を売れ」を読んで思ったことが1つあります。

私を含めた多くの人は会社に就職しますよね。

就職する=提供する価値を決めて、誰に価値を提供するかが職種で自動的に決まる。

就職活動をしている時は、あれほど「自分がしたいこと=自分が提供したい価値」を考えたのに、働いていると誰にどんな価値を提供したいかを忘れてしまっていると感じるのです。

なので、普段の仕事で得る情報を基にして、価値を提供したい人のホンネを考える。

この本はマーケティングなので、一般的には売る側の仕事をしている人向けかもしれないです。

けれど、とっくに終わってる終身雇用&今の厳しい状況だったりを踏まえると、

自分にしか提供できない価値を考え続けることが必要不可欠だと思うのです。

「他の人と比べてどこが優れてますか?」

“差別化-競合よりも高い価値を提供する”=社内の人と違う価値を提供する。

職種によっては似た能力を持ったメンバーが複数必要になるとしても、基本的には長所や提供できる価値の異なる人を会社は求めているはずです。

日本だけでなくて世界中に範囲を広げると、誰ともかぶらない価値を提供することは不可能だと思います。

けれど、セグメンテーションとターゲットを社内や利害関係のある範囲に限定すると独自性のある価値を提供することは可能です。

本書で書かれている差別化戦略がとても分かりやすいので引用させて頂くと、

  • 手軽軸-「手軽にすませたい」というベネフィットを求めている顧客を狙った戦略。
  • 商品軸-「とにかく良いもの」を求めている顧客を狙った戦略。
  • 密着軸-顧客に「密着」することで差別化する戦略。

仕事は色んな要素が組み合わさって成り立ってますが、独自性のある価値を3つの差別化戦略と組み合わせて提供する方法を考えるとあなたの価値を最大化できると思います。

3つの差別化戦略を仕事の方向性に置き換えると、

  • 手軽軸-誰でも使える資料のフォーマットを作っておいて、効率アップをサポートする。
  • 商品軸-事業の目標達成に向けた企画書の作成など、金銭的な利益を出していく。
  • 密着軸-価値を提供する人の課題を常に把握して、解決サポートをしていく。

こんな感じになるのではと思います。

「あなたにとっての4Pはなんですか?」

“4P-価値を実現するための製品・価格・販路・広告”を普段の仕事に置き換えると、

  • 製品-3つの差別化戦略とセグメンテーションなどに基づいて決められる知識やスキル
  • 価格-給料や報酬にあたります。
  • 販路-あなたの知識やスキルをどのように価値に繋げて、給料や報酬を稼ぐか?
  • 広告-あなたの知識やスキルをどのように表現するか?

誰にどんな価値を提供するか?をスタート地点として、そこから逆算した4Pを考えていきます。

「あなたにしか提供できない価値」に、会社や市場が「買いたい!」と対価を支払う環境を作り上げることが目的です。

「まとめ」

  • お客さんにどんな価値を提供できるか?
  • お客さんが心から喜んでくれるために何が出来るか?

「マーケティングとは、一貫した価値をお客さんにする方法を考えること」

商品やサービスを直接お客さんに提供する仕事をしているかは関係なくて、

”あなたにしか提供できない価値は何か?”と考えることから始めると状況は変わると思います。

「この記事で学んだ本」

「ドリルを売るには穴を売れ」佐藤義典さん著

環境の変化に負けない。Webマーケティング力を鍛える5ステップ

「環境の変化に負けない付加価値を付ける」

この厳しい状況で今までの仕事が出来るかが不安。
お金を稼ぐために今から出来ることは何だろう?
働く場所や時代に負けない仕事ってなんだろう?

こんな悩みを抱える人に向けて書きました。

目次

結論

「売り込みをしなくてもお客さんに情報や商品を届ける」ためのWebマーケティング力です。

  1. STP分析をする
  2. お客さんの要望を把握する
  3. Webサイトで解決できるか考える
  4. コンテンツ化する
  5. お客さんに使って貰った感想を聞く

分析した結果を、お客さんの要望とすり合わせてコンテンツ作りする。
そして、お客さんに使って貰った感想を聞いて改善する。
このPDCAを回すことがWebマーケティングで大切だと考えてます。

「Webマーケティング力を鍛える」

そもそもマーケティングとは何かを確認しておきます。
「出来る人の一歩先を目指して学ぶデジタルマーケティング」の記事でも書きましたが、
“あなた”に特化した商品や情報を届けることが目的です。
高品質の商品を作れば売れた時と変わっていて、
今はあなたが欲しい商品や情報、サービスを適切なタイミングで届けられるかがポイントです。

「100円のコーラを1000円で売る方法」永井孝尚さん著

どこにでもある商品を高く売る方法を理解すると、同じ商品を販売する会社が多くても(理想は少ない方がいいですが…)自社を選んで貰う環境が作れる。
選んで貰う環境を作る知識がマーケティングにはあります。

「なぜWebマーケティングなのか?」


「他の会社でも扱う商品を販売する=値段勝負」です。
ハッキリ言うと、お客さんにとって大事なことは値段であって会社やスタッフを気に入って買って下さる方は少ないように思います。
購入の意思があったり、ふとしたキッカケで商品情報を検索した時に価値のある情報をどれだけ届けられるか。
「このサイトいいな」と判断して貰える商品や、見て下さった方にとって価値になる情報を提供するためにWebマーケティングを使います。

「Webマーケティングとは?」

他のサイトでも良く目にする言葉ですが、Webサイトの無い店だと店が営業している時間内しか情報を得られませんよね。
それに対してWebサイトは時間に関係なくお客さんに商品や情報を届けられます。
24時間365日営業活動してくれるのがWebサイトです。
10年くらい前だと誰が見ても同じ情報を表示しているだけだったと思いますが、
今はcookieなどの技術によって”あなた専用の情報”が表示されますね。

”あなた専用の情報”を表示することがWebマーケティングの目的です。

いつ見てもあなたが欲しい情報を提供してくれるWebサイトを作って、
お客さんとお店の繋がりを強固にしてくれる分析方法がSTPです。

このツイートでも挙げたのですが、分かり易いSTP分析の記事をアップします。

そもそもですが、同じ商品を販売する業種を選ばない方が良いですよね。
けれど、現状に甘んじて諦めるより出来ることを考える人でありたいと思ってます。

「経理職だから思うWebマーケティングの重要性」

「経理は利益を生まない部署だから…」と思っていること自体が甘えだと最近考えるようになりました。
経理は商品を販売してはいけないとは言われていないのだから、利益になるプランを考えて提案したり、どんどん商品を販売すればいいんです。
「経理だから、お金に関する仕事だけしていればいいんだ」
そんな考えが自分にあったと反省しています。
“経理だから思うWebマーケティングの重要性”は経理に甘えていた反省と、
今まで書いてきたWebマーケティングで付加価値を付けたい。
同じ商品を販売する会社が多い業界で、
お客さんに商品を届ける大変さを経理の立場で見てきたからこそ
Webマーケティングの重要性を強く感じます。

「5ステップ」

1.STP分析をする
2.お客さんの要望を把握する
3.Webサイトで解決できるか考える
4.コンテンツ化する
5.お客さんに使って貰った感想を聞く

STP分析とお客さんの声をセットにする。
直接お客さんの声を聞ける業種に限定されますが、
可能であれば聞いて改善するヒントを得てPDCAを回すことが他社との差別化を図るWebサイト構築の方法だと思います。

「まとめ」

「売り込みをしなくてもお客さんに情報や商品を届ける」ための
Webマーケティング力を身に付けて、
お客さんの声を得てPDCAを回すことが差別化を図るWebサイト構築の方法だと思います。
そのために5ステップが役立つはずです。

マーケティングに組み合わせるコンサルティングスキルとは?

読者の悩みや課題

マーケティングって感覚的だと思うけど、数値化できないか?

お客さんが欲しい商品をタイミング良く提供したい。

こんな悩みを抱えている人に向けて書きました。

目次

結論

ダイレクトマーケティングで1人1人のお客さんを大事にして、

その人の趣味嗜好を完璧に把握したカタログをタイミングばっちりに届ける。

そのための情報をCRMで作る。

「あなたがお客さんに出来ることは何か?」

お客さんが欲しい商品をタイミング良く提供することと、もっと良くなるアイデアや商品を提供できるとさらに良いですよね。

これはダイレクトマーケティングの考えそのもので、あなたに出来ることは、お客さんが欲しい商品を提供することです。

けれど、春物のコートが欲しいと思ってお店に行ったけど店員さんは入荷したばかりのインナーを売ろうとしつこく勧めてきたらウザいですよね。

極端な例ですが、お客さんが欲しい物をタイミング良く提供することが一番大事です。

「お客さんの情報をデータ化する」

お客さんが求める、欲しい商品をどうやって把握するのか?

それにネット販売だとお客さんの生の声を得ることは不可能です。

一人で商品を販売するだけであれば、自分の中に情報を蓄積して感覚で対応すれば良いと思います。

けれど複数の人や会社として販売しようとするなら、安定して商品を提供することが求められるはずです。

つまり、誰が見ても理解出来て、個別のお客さんに適切なタイミングで商品を提供する情報をデータ化する。

いつ、どんな商品を、どんな方法でお知らせするのか。

十人十色のお客さん毎に最適な商品を提供するのはデータ無しでは成り立ちません。

多くのお客さんに、誰が対応するとしても適切なタイミングで欲しい商品を提供するためのデータをCRMで作っていきます。

「CRMとは?」

CRMの定義は、「個々の顧客ニーズを把握し、顧客ごとにパーソナライズされた商品・サービスを提供する仕組み」です。

業務&ITコンサルティング分野で必要になるのがこのCRMです。

100人に向けてではなくて、1人のお客さんの要望を満たすことが目的です。

「CRMとダイレクトマーケティング」

ダイレクトマーケティングで1人1人のお客さんを大事にして、

その人の趣味嗜好を完璧に把握したカタログをタイミングばっちりに届ける。

そのための情報をCRMで作る。

同じ目的のダイレクトマーケティングとCRMを掛け合わせて、より高い付加価値を付けていく。

これがマーケティングを学ぶ上で1つの方向性になると思います。

「まとめ」

ダイレクトマーケティングで1人1人のお客さんを大事にして、

その人の趣味嗜好を完璧に把握したカタログをタイミングばっちりに届けるための情報をCRMで作る。

同じ目的のダイレクトマーケティングとCRMの組み合わせがより高い付加価値を付ける手助けになると考えています。

「今日学んだ本」

「コンサル1年目が学ぶこと」大石哲之氏著

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ダイレクトマーケティングを学ぶ3つのメリットとは?

前回の記事「出来る人の一歩先を目指して学ぶデジタルマーケティング」で、

あなたや企業に向けて最適化した情報や商品、サービスを素早く届けるためにデジタルマーケティングを学んで「届ける力」を磨くと書きました。

出来る人はマーケティングスキルを活用してると分かったけれど、

具体的に何をすればいいの?

それに、マーケティングを学んで行動するメリットが良く分からない。

こんな悩みや疑問を持つ方に向けて、デジタルマーケティングは誰に向けての物か?をテーマとして学ぶ目的やメリット、そして学ぶ方法などについてまとめました。

「結論」

「この記事を読んだらしたくなる行動は何か?」

自分の周りにいる人を思い浮かべて、その人にとってのメリットを考えたくなります。

「その行動を起こす3つのメリットとは?」

  • 独りよがりな考えでの行動が無くなる
  • 相手のことを考えた行動を続けるので、円滑な人間関係が築ける
  • マーケティングの基本である、”相手のことを考える”思考が身につく

この3つのメリットがあります。

ダイレクトマーケティングの考え方を取り入れて、相手へのメリットを考えて情報を発信しつつ、フィードバックを得て改善する。

情報を発信し続けることで信頼が積みあがり、仕事の基本である「相手へのメリット」を主軸にした考え方が身につきます。

「目次」

「ダイレクトマーケティングとは何か?」

“ザ・マーケティングより引用”

広告媒体の双方向性で、相手になんらかの(迅速な)行動修正を促そうとすることであり、

そうした行動を追跡・記録・分析し、あとで検索して活用できるようにデータベースに蓄積可能なやり方で行われるもの。

 

“あなたにとって仕事をする目的とは何ですか?”

 

この答えこそ私が考えるダイレクトマーケティングを学ぶ目的です。

答えを言うと、相手にとって何がメリットかを考える思考が身に付きます。

そんなこと?って思ったかもしれないですが、これが意外と難しいのですよね。

「私だったらどう思うか」になってしまうんです。

他の記事で、「事実を基にした情報に自分なりの考えを足すから価値がある」と書いたのですが、ポイントは事実を基にしている点です。

仕事は相手の問題を解決したり、メリットを提供することが目的だと定義すると、”私だったらどう思うか”では駄目だと言えます。

「なぜダイレクトマーケティングなのか?」

仕事の目的が相手にメリットを提供することだと定義すると、提供する為のスキルがダイレクトマーケティングにあります。

“不変のマーケティングより引用”

商品を販売する上での重要なポイント

・マーケティングをして、欲しがる人がいることを確認してから、商品を作る

例えばmitsublogは、”仕事が上手くいかない人”に向けて情報発信しています。

私が過去に2つの会社をクビ同然で退職した経験から、同じように悩んで苦しんでいる人がいるのでは?と言う仮説からスタートしています。

Tweetだったり、このブログを見て下さる方は何らかの悩みや問題を抱えているのだと思います。

あなたにどんな情報が役立つか?どんなことを求めているのか?

その2点を考えて情報を発信することがダイレクトマーケティングだと考えています。

「ダイレクトマーケティングを学ぶメリットは何か?」

私の経験から思うことですが、相手のメリットよりも自分のメリットを優先させると話を聞いて貰えなくなります。

どれだけ素晴らしくて利益に繋がるアイデアがあったとしも、仕事は1人では出来ないからこそ周りの人を動かす必要があります。

相手のメリットを提供して自分の利益も満たすダイレクトマーケティングを学ばないことで、あなたの素晴らしい能力を正しく発揮できずに苦しんで欲しくないと強く思います。

「具体的にどんな手順で考えれば良いのか?」

ここまで抽象的な言葉でダイレクトマーケティングについて書いてきました。

ダイレクトマーケティングは本来商品を販売するためのスキルです。

お客さんの頭の中をイメージして、適切な答えを提供して買ってもらう。

「不変のマーケティング」の言葉を引用すると、

「お客の頭の中とオファーをリンクさせると、購買という行動につながる」。

お客さんの頭の中を考えるにあたって、自分自身にこんな質問をしてみましょう。

  1. お客はどうしてここに集まっているのか?何を探しているのか?
  2. お客が嫌っていることは何か?
  3. どうして嫌っているのか?
  4. お客は、何に悩んでいるのか?
  5. どうして悩んでいるのか?
  6. お客が恐れていることは何か?
  7. どうして恐れているのか?

お客さんこと、相手のことをとにかく考える。

情報が簡単に手に入るからかもしれませんが、考えることが苦手になってきているように思います。

なので、ダイレクトマーケティングを通して考える力をつけると他のスキルを習得する際にも役立つのではと思います。

「どのように学べばいいのか?」

友達や家族、同僚や上司、取引先の業者さん、それら全ての人にどんなメリットが提供できるかを考えることがダイレクトマーケティングを学ぶ方法だと思います。

あなたを利用しようとする人もいるかもしれませんが、とことん考えてくれるあなたに対して良い印象を持ってくれる人もいるはずです。

心理学の言葉で言えば、”返報性の法則”です。

簡単に言うと、「自分がして貰ったことを相手にもしてあげたい」と思う気持ちを表す言葉です。

「可能な限り話して、相手のメリットを考え続ける」

そうすれば必然的にダイレクトマーケティングの基本が身に付くはずですし、周りの人もあなたを大切にしてくれるようになります。

「ザ・マーケティング」ボブ・ストーン+ロン・ジェイコブス氏共著

「不変のマーケティング」神田昌典氏著

「まとめ」

ダイレクトマーケティングを学んで、相手のメリットを考え続ける。

そして、情報を発信してフィードバックを得て改善し続けることで信頼が積みあがり、仕事の基本である「相手へのメリット」を主軸にした考え方が身につきます。

出来る人の一歩先を目指して学ぶデジタルマーケティング

「デジタルマーケティングを学んで、ユーザーに最適化した情報を届ける力を磨く」

仕事が出来る人は数字で考えて成果を出すと聞くけど、数字で考えるためにどんなことを学んでいるんだろう?

一目置かれる仕事をするためにどんなスキルを身に付けるといいんだろう?

こんな悩みを抱えている人に向けて書きました。

結論

あなたや企業に向けて最適化した情報や商品、サービスを素早く届けるためにデジタルマーケティングを学んで「届ける力」を磨く。

目次

「出来る人はマーケティングを理解している」

出来る人は感覚だけを頼って判断していません。

必ずと言っていいほど根拠となる数字があり、その人なりの考えを加えて判断しています。

この判断基準がマーケティングです。

直接or間接の違いはあっても商品やサービスをユーザーに販売して利益を出すことが目的です。

私は“出来る人=利益を出す人”とも言い換えられると考えていて、事実として著名な経営者は経営を立て直したり、大幅な黒字を達成したり、利益を出したから評価されてます。

判断をするに当たってマーケティングを意識せずとも最適な答えを導き出す人もいるかもしれませんが、それは過去に培った数字感覚があってこそではないでしょうか。

それに仕事は1人でするわけではないので、余程のワンマン社長でない限り周りを納得させる必要があります。

周りを納得させる方法が、数字を根拠とした再現性のあるマーケティングです。

「マーケティングとは?」

最終的に利益に繋がる測定可能なデータを得ることです。

ネットが普及する30年くらい前であれば、ご近所付き合いや近くにあると言うだけで商品が売れていたかもしれないです。

けれど、楽天やAmazonなどに代表されるサイトで商品が買えるようになった結果、地元のお店は潰れてしまっていると思います。

独自商品や強い繋がり、魅力的なお店でなければ太刀打ちできないのが現実です。

商品だけに絞って見るならば、物自体は変わらないかもしれないです。

では何が違うのか?

ネットでいつでもすぐに商品情報が見れて、すぐに買える利便性です。

そして、利便性を支えるものがユーザーの閲覧情報や購入情報に基づいたデータです。

あなたが見た情報がサイトのデータベースに蓄積されて、同じサイトを開いた時におススメ商品が表示されるのも閲覧履歴や購入情報があるからです。

つまり、あなたに商品を買ってもらうために最適化された情報を得ること、それがマーケティングの目的です。

「デジタルマーケティングとは?」

簡単に言うと、先ほどのマーケティングを全てのデジタルツールを活用して行います。

具体的なデジタルツールは、

・スマホ

・パソコン

・タブレット

代表的な物はこの4つで、

Eメールや、アプリ、Webサイト、SNS、IoTなどでユーザーの情報を得ています。

「デジタルマーケティングが付加価値になる」

比較サイトなどあらゆるデジタルツールで商品やサイトの情報を得ているユーザーに対して、デジタルマーケティングを身に付けて多くの商品を販売する。

今までは営業の方が外回りをして商品を販売してきたけれど、着実に確実に対面での商品販売の絶対量が減ってきます。代わりに増えるのがデジタルツールでの販売です。

Amazonや楽天が大企業になれたのもデジタルツールでの販売量を増やしたからなので、理解してもらえると思います。

つまり、デジタルツールを活用してユーザーの皆さんに情報を届けて、商品を販売するデジタルマーケティングスキルがこれからの付加価値になっていくと理解して貰えたのではないでしょうか。

「まとめ」

あなたや企業に向けて最適化した情報や商品、サービスを素早く届けるためにデジタルマーケティングを学んで「届ける力」を磨く。

デジタルマーケティングのスキルを身に付けることで、生活や心を豊かにする価値を提供できると思うと素晴らしいスキルです。

デジタルマーケティングを学んで付加価値を身に付けましょう。

Webマーケティングを活かす環境

TSUKUCONでマーケティングをするにあたって

  • Webマーケティング
  • SNSマーケティング
  • コンテンツマーケティング
  • SEO

などについて学んでいます。

マーケティングを学ぶ目的は?

福井県の店が繁盛しない理由を、

「マーケティングが弱いから」だと仮説を立てました。

事実として、デパートと言えるのは”だるまや西武”だけですし、

ハイブランドもほとんど出店していません。

福井に出店する店の多くは薄利多売が多数を占めています。

けれど、その流れを食い止める方法こそマーケティングだと考えています。

今の経済力に見合う市場を創り出す

福井の県民性、経済力に合わない店は出店しても長続きしないので、

安価で新しい物を好む福井の人に合う市場を創り出すために

し好品に分類される消費を分析し、複数の店でニーズを満たす。

つまり商店街で地元の消費者のニーズを満たすことが

解決方法の1つではないかと考えています。

Webとアプリ

今学んでいるマーケティングのジャンルはデジタルマーケティングです。

スマホでの通販やデジタル情報から全てが始まる今、

消費者がすぐに欲しい情報にたどり着けて、欲しい商品にたどり着ける環境を

提供出来ていないことも福井の問題点の1つだと感じています。

つまり、

どこに何があるか分からない状態です。

まずはどんな商品があるのかが分かる。

Webとアプリを適切に配置して、商品に素早くアクセス出来る状態を作る。

そこからようやく、マーケティングの出番が回ってくると考えています。

デザインでSALEを減らす

仮説

ありふれた商品にデザインを足したらどうなるか?

結論

欲しい人がいなければSALEにしても売れない。

欲しい商品にして売るためにデザインを加える。

そして、自分がお客さんだったらどんな店で、どんな商品が欲しいのかを常に意識する。

目次

「そもそも欲しい商品が無ければ意味がない」

その商品を誰が求めているか?

お客さんが求めていない商品を販売しても、例えSALEで割引して販売しても買ってくれない。そして、買ってくれない=売れないのは販売エリアのお客さんから求められていないから。

であれば売れない商品をどうやって売っていくかを考える。

「SALE=売れない商品の売り方とは」

  • 売ろうとしているエリアやお客さんを変えてみる。
  • 店頭で販売するのではなくて、ネットで世界中に商品を紹介する。
  • 買いたいと思う商品に改造する。
  • セット販売してみる。

自分のお店だけでは出来ないことでも、
多くのお金をかけなくても付加価値を付ける方法はあるはず。

「リアル店舗からネットへ移行すると売れるのか?」

ネット販売の最大の利点は瞬間的には売れない商品でも、

ロングテールで販売する機会を提供できること。

そして、ネットで繋がっているので世界中に商品を紹介出来ること。

けれど、大きな問題が1つ。

どこかで仕入れた商品であれば他の店も販売している可能性があるので、

差別化を図る必要があること。

では、どんな方法で差別化を図るか?

  • 赤字覚悟で原価割れの金額で売り切ってしまうか?
  • サイト検索SEOでトップを取り、定価で売り切るか?

売れない商品を売ろうとするなら、

  • お客さんから欲しい商品を揃えた店にする
  • 安い
  • セット販売の商品構成が魅力的

リアル店舗で商品を販売して売れないのであればネット販売比率を高める。

では、ネット販売で他の店に負けない方法は何か?

「ネットに埋もれさせないための見せ方とは」

改めて言うまでもなく、スキマを徹底的についてシェアを独占する。

例えば、タオル店なら

使用目的ごとにタオルの種類を揃えて、日常生活でのタオルの使い方や手入れ方法などの情報を教える。

商品を買ってもらう前に、お客さんにとって役立つ&意味のある情報を充実させる。

それが信用になり、買いたいお店になる。

では、お客さんにとって役立つ&意味のある情報とは何か?

「商品に合ったターゲットを理解していく」

先ほどのタオルを例に挙げて商品属性を考えるとこんな感じになると思います。

・洗面所で使う 30cm×90cmくらい

・お風呂あがりに使う 90cm×180cmくらい

・汗を拭く 20cm×60cmくらい

自分自身がその商品を使うとしたらどんなことを疑問に思うか?を大切にして、

普段の生活パターンを踏まえておススメ商品を紹介する。

情報を付加価値としているサイトが多い場合どうするか?

「デザイナーとコラボする」

有名人にこだわる必要はなくて、デザイナーの卵の方とコラボしてタオルにデザインを足す。

綺麗なタオル、独自性のあるタオルを販売する店と評判を立ててお客さんの注目を集める。

買いたいお客さんを増やすには来店してくださるお客さんの数を増やさなければならないので、集客を目的の1つとしてデザイナーとコラボする効果はあると考えてます。

「デザイン力を加えてSALEを減らす」

Instagramやツイッター、YouTubeなど独自にSNSで自分のデザインを表現する場を作っている方もいます。そんな発信力をタオルに付け加えることでタオルの販売量を増やす。

良い商品であれば少しくらい高くても世界中から購入してくれる。

デザイン力で付加価値を付けてWin-Winの関係を築いてSALEを減らす。

そうすれば売れない商品を減らすことが可能ではないかと考えました。

「まとめ」

お店で買ったり、ネットで買ったりしますが、

「買う」意思決定をする基準は、自分が求める情報と商品が揃っているか?

そして、良い意味での驚きや高級感があるかです。

売れない商品は、基準を満たさなかったり、どこでも売ってると評価しているからだと思います。

商品を売る活動はいたちごっこですし、時代の変化の波に乗って常に改善する必要があると思います。そのために学ぶ必要もあるでしょうし、商品構成をガラッと変える場合もあるかもしれません。結局大事なのは、自分がお客さんだったらどんな店でどんな商品が欲しいかを意識していくことだろうなと考えてます。

マーケティングは、おもてなしの心

日本のマーケティング論の第一人者である、村田昭治さんの言葉です。

「マーケティングは、おもてなしの心」
⇒ハートフルな考え方を持つ企業からサービスフルな行動が生まれ、
 そこから喜びに満ちた顧客が生まれて、その企業がパワフルになっていく。

企業が存続し続けるために、利益は絶対必要不可欠。

「マーケティングは誰のためにあるのか?」

企業が存続し続けるために、利益は絶対に必要不可欠ですよね。

じゃあ、その利益は誰からもたらされるのか?
顧客、つまりお客さん。
それも、一見さんだけでは企業は長続きしない。
ファンになってくれるようなお客さんが沢山いる企業こそ存在意義がある。
私は常々そう思っています。